現庁舎耐震補強は37.9億円。役場庁舎は新庁舎建設の方向へ。
- 佐藤たつ
- 2月3日
- 読了時間: 2分
更新日:3月5日

1月31日に令和6年度第2回当別町新庁舎建設検討委員会が開かれました。既存庁舎の耐震補強についての調査結果が報告されました。
記載の訂正
「新築」と記載していましたが、3月4日の町長発言などで「新庁舎の建設」と表現していますので、表記を訂正しました。
要点
現庁舎の耐震補強の概算工事費として37.9億円が提示された。
これを受けて、役場庁舎は新庁舎建設の方向で検討をすすめることとなった。
建築候補地は、新たに旧公民館を含め再度検討する。
現庁舎の耐震改修は総額37.9億円
概算工事費
主な費用は、耐震補強工事費、仮設工事費、外装改修費、冬期施工費、老朽化改修工事費です。内訳は以下の通りです。補強工事を行った後も柱などコンクリートの老朽化は進行していくことから改修後概ね10年間の使用しかできないとも説明がありました。
仮設工事費(仮庁舎)
工事中は現庁舎で業務を継続することができません。そこで、仮設庁舎を建築し、全職員が移動することが必要になります。仮設庁舎建設費用、仮設用システム構築関係費、仮設用什器費を含め、仮庁舎建設費用は11億1,900万円と試算されています。
仮庁舎建設が必要な理由
行政推進上のシステムやJアラート用アンテナなどは、仮設での移転設置が不可能です。そのため、仮設庁舎を現庁舎敷地内に建設しないとなりません。そのため旧当別小学校など現在使用していない町有の建物を仮設庁舎として利用できません。
冬期施工費
工期が20か月かかるため。
老朽化改修工事
内外装、防水、窓、トイレ、バリアフリー、電気設備、給排水管設備、冷暖房設備、空調換気設備の全面改修が必要なため。
工事費の主な内訳
耐震改修・外部改修のイメージ

1階の平面図(改修案)

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