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新庁舎の候補地は令和7年度に決定か

執筆者の写真: 佐藤たつ佐藤たつ

2025年3月5日に開かれた当別町議会総務文教常任委員会で、役場新庁舎についての進捗報告と質疑が行われました。


新庁舎建設検討委員会での協議の概要が説明されましたので、新しい情報はありませんが、委員会での質疑をもとに表にまとめてみました。


企画部からの答弁のなかで、「新年度に入ってから、検討委員会として最終的な候補地を決定し、町に報告する。町は、検討委員会の結果を踏まえ、建設場所、工法、建築物の仕様などを詳細に検討する」との説明がありました。検討委員会の役割は条例では「新庁舎の基本計画、建設等に関すること。その他新庁舎建設に必要な事項に関すること。」の調査及び審議を行うことなっています。検討委員会で候補地の決定→役場で工法など詳細の検討→検討委員会で検討結果を審議、という流れが想定されます。

質問

回答

現庁舎の耐震改修に37億9200万円を費やした場合、耐用年数は何年か?また、来年以降の建設費はどの程度上がる可能性があるか?

改修後の耐用年数は約10年。工事費については、労務単価や資材高騰の影響で、今後も上がる可能性がある。

新庁舎の建設候補地として旧公民館用地が挙げられたが、問題点は何か?

町有地ではあるが、面積が現在の役場の約半分しかない。隣接地の活用を検討する必要があり、隣接地が民有地である場合は、地権者との協議や用地買収が必要になる可能性がある。

従来の4つの建設候補地(役場庁舎用地、旧東部小学校用地、白川公園用地、農協用地)について、それぞれ問題点は何か?

役場庁舎用地:線路に近接するため、JRの基準により建設コストが上がる可能性がある。旧当別小学校用地:体育館が比較的築浅であること、校舎の改築に約3億円かかること、交通安全上の問題がある。白樺公園用地:都市公園に指定されているため、転用が難しい。農協用地:農協との協議が難航している。

新庁舎の建設費用はどの程度見込まれているか?

近隣自治体の事例を参考にすると、平米単価78万円で約36億円。ただし、現在の資材高騰を考慮すると、平米単価90~100万円で約46億円になる可能性がある。

新庁舎建設検討委員会の今後の流れは?

近隣の土地の活用について調査を行い、その結果を基に、公民館の土地が候補地として挙げられるかどうかを審議する。既存の候補地の課題点を再精査し、候補地を絞り込む。新年度に入ってから、検討委員会として最終的な候補地を決定し、町に報告する。町は、検討委員会の結果を踏まえ、建設場所、工法、建築物の仕様などを詳細に検討する。

現庁舎の耐震化調査では、どのような改修が行われる予定か?

外壁に鉄骨ブレース補強、基礎部分に新設のくい打ち。建物内部の天井、床、壁、窓などの内外装の改修。屋上防水工事。トイレの改修やエレベーターの設置といったバリアフリー化。空調、冷暖房、各配管の改修。仮設庁舎を役場敷地内に建設し、システムを再構築。外壁部の鉄骨の目隠し。


担当課からの説明と質疑


 
 
 

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