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執筆者の写真佐藤たつ

図書館設置条例を制定へ【当別町議会9月定例会一般質問 島田議員】

当別町議会の副音声解説シリーズ。今日は9月20日の午前に行われた9月定例会一般質問から島田議員の質問です。




質問項目は以下のとおりです。



MCA無線は難しいかも?

大項目の2,防災行政無線に関する解説のなかで、MCA無線について説明をしました。この時に、mcAccese e というサービスが検討の可能性があるのではないかと申し上げました。


が、サービスエリアを調べたところ、当別町北部(弁華別・青山地区)や中小屋地区がエリア外でした。このMCA無線は全国の複数自治体ですでに導入されていて、機能としては問題ないのでしょうが、サービスエリア外の地域があるとなると当別町での導入は難しいかもしれません。


mcAccese e のサービスエリア(http://www.mrc.or.jp/)
なんと実質70%引き!!

スマホの実質無料!にはかないませんが、自治体の借金にはこんな不思議な制度があります。質問で採り上げられていた緊急防災・減災事業債です。詳細について、内閣府の資料がありましたのでご紹介します。用途が限られていますが、実質負担30%で整備ができるというお得な制度です。


上の図は1億円の消防車を整備した時のイメージです。頭金0円、全額借金で5年返済の場合、毎年の返済額が2000万円。これに対して毎年地方交付税という国から自治体に配分されるお金が1400万円増額されて、実質負担は600万円(5年間なので合計3000万円)になるというものです。


過疎地域で利用できる過疎債と呼ばれるものと似たような仕組みです。地方自治体の借金の一部を国が肩代わりするというものです。自治体としては大変ありがたいのですが、財政規律を弱めるとも指摘されていますし、国の財政が危なくなった時に本当に最後まで肩代わりしてくれるのかはなんとも言えない危険性のある制度でもあります。実際に借金をしているのは自治体なので、万一国が逃げたらすべての責任は自治体がかぶることになります。

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