副食12月7日の総務文教常任委員会で、来年度(2023年度)から学校給食費を7%値上げする案が示されました。当別町の給食費は、消費税増税分として2014年に値上げして以来8年間据え置きされています。
2023年1月に学校を通じて「学校給食費の改定を検討しております」という説明資料が保護者宛に配布されました。
2023年2月7日(火)10時からひらかれる当別町議会総務文教常任委員会で学校給食費についての現在の検討状況が説明される見込みです。なお、2月7日の委員会は議員控室で開催されますのでyoutube配信がありません(残念!!)。当日の傍聴は可能です。傍聴される方は、議会事務局へお問い合わせください。
町の負担で給食の改善も検討中(2023年2月7日)
2月7日の総務文教常任委員会で給食費改定の検討状況・予算査定の状況が報告されました。委員会の休憩中に教育委員会から説明がありました。非公式な説明ということになるかと思いますので詳細をここに書くことは控えます。
大きな方向としては
7%の負担増は家庭にお願いせざるを得ない状況。
給食の改善や地場産品のさらなる利用のために、町も一定の負担をする方向で検討。
というのが、現在の検討状況とのことです。なお、来年度予算が確定していませんので、今後何らかの変更があるかもしれません。あくまでも現在の状況ということでご理解ください。
保護者に配布された資料(2023年1月)
教育委員会からの提案の概要
これまでの献立の工夫
主食
五目御飯など混ぜご飯の回数を減らす。
ソフトフランスなど単価の安いパンに変更する。
コッペパンの使用頻度を増やす。
主食
デザートや青果類の使用量、頻度を減らす
牛肉など単価の高い肉を使用したメニューをなくしたり、肉類の使用量・頻度を減らす。
ポトフやおでんなどの単価の高いメニューを減らす
ジャムやふりかけなどの使用頻度を減らす
魚のサイズを小さくする(中学生で60g→50g)
1食あたりの主食・副食・牛乳費の推移
この8年間での食材単価の値上がり分は、上の通り副食費を減らすことで対応してきた。
石狩管内の給食費の状況
給食費の推移と改正(案)
これらを踏まえて、2023年度から給食費を7%値上げするという提案です。年間の保護者負担額は3,145円~4,290円の値上げとなる見込みです。
関係資料
議会中継の該当部分(2:12:11~)
質問の主旨
学校給食の食事材料費を増やすことは必要。
その増額分を従来通り給食費として保護者負担とするのか、町として負担するのかは別の議論である。
保護者負担を軽減するための予算獲得に、教育委員会として取り組むべきではないか。
主な答弁
負担軽減に向けた予算の確保にむけて最大限努力していきたい。
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