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  • 執筆者の写真佐藤たつ

議会議員選挙後の動き


議会選挙がおわったら、何があるの?

ということをまとめてみました。


オモテの動き


投開票日(4月23日)


今回は無投票なので、何もない1日でした。選挙があるときは、5日間の選挙運動が終わって、一休みできる1日です。いままでの選挙では、だいたい近くの温泉に行っていました。


そして、20時に投票がおわり、22時くらいからじわじわ開票がはじまります。当別町では、100、200、400のようにまとまって結果が出てきます。当選ラインが400票なので、2-3回目の速報で、400票を超えるか、超えないかで当落がほぼわかるという仕組みです。


当選すると、選挙管理委員会の職員が通知書を届けにきます。また、町長や道議が挨拶に回ってくることが通例のようです。


4月24日(当選証書付与式・議員説明会・新人議員説明会)


役場第2庁舎で当選証書の付与式が行われます。当選証書は選挙管理委員長から手渡されます。初当選の場合は、たいてい翌日の新聞に紹介されます。


つづいて、議会事務局から今後のスケジュールについての説明会が行われます。資料はこちら。議会の概要資料も配られます。これは、視察の時にも参考資料として配布されるものです。

議員説明会_2023
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当別町議会の概要_令和4年度
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4月28日(会派結成届締切)


当別町議会は会派があります。会派を組みたいときは、4月28日までに結成届を議会事務局へ提出します。任期の途中で会派をやめたり、加わったり、新しい会派をつくることもできます。


会派には入らなくても問題ありません。当別町議会では、会派に入ることと入らないことの差は少ないです。最大の違いは3月議会で行われる町長・教育長の執行方針に対する代表質問ができるかどうか(会派だけができる)。とはいえ、代表質問は再質問ができないので、実務的にはそれほど大きな問題ではありません。



5月9日(会派代表者会議)


議会開催の前には、会派代表者会議が開かれます。議会の進め方についての協議です。各会派から1名出席します。会派に入っていない議員はオブザーバーとして出席することができます。


5月10日(議員懇談会)


議会の前には、全議員が参加する議員協議会が開かれます。また1日だけ開かれる臨時議会の時は、前日に常任委員会が開かれて議案の説明が行われます。今回は、改選後でまだ委員会構成が決まっていない(公式には)ので、議員懇談会という名前で開かれます。


5月11日(議員懇談会と臨時議会)


いよいよ改選後初の議会です。議長・副議長、各常任委員長・副委員長、特別委員会の正副委員長などが決まります。あと、どの委員会に誰が所属するかや、議会選出の監査委員もこの議会で決まります。


5月19日(新人議員説明会)


これは、、、、。詳しく覚えていませんが、議会運営や予算決算など議員活動のための勉強会だったような気が、、、、



ウラというかいろいろ準備の動き


上の通り、選挙後約2週間で初議会が開かれます。ここまでにの最大のポイントは議会内の人事です。具体的には15人の議員から、これらの役職を決めていきます。

  • 議長

  • 副議長

  • 議会運営委員会(委員長・副委員長・委員【5名】)

  • 総務文教常任委員会(委員長・副委員長・委員【5名】)

  • 産業厚生常任委員会(委員長・副委員長・委員【5名】)

  • 議会広報特別委員会(委員長・副委員長・委員【3名程度】)

  • 議会選出監査委員

  • 派遣議員(石狩北部地区消防事務組合議員【2名】)

  • 派遣議員(石狩教育研修センター組合議員【1名】)

  • 派遣議員(石狩西部広域水道企業団議員【2名】)

  • 議員会会長

結構ありますよね。


議会広報特別委員会は、1期目の方が入ることが多いです。また各委員長は、議会運営委員会委員になることが多いです。


2週間の中で、これらの役職がきれいに決まると、初議会もスムーズにいきます。電話が飛び交ったり、ごにょごにょごにょと、何かが決まっていきます。とはいえ、だいたい3期目くらいから委員長をやる、議長副議長はそれなりの経験者、と考えていくと、それほど選択肢は多くはありません。これをやりたい、と希望を言えることもあります。


また、会派をどう組むか、という駆け引きも行われ(てるのかも)。

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