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執筆者の写真佐藤たつ

9月定例会一般質問

更新日:2023年9月15日



2023年9月の当別町議会定例会で行う一般質問の関連情報を掲載しています。


質問構成表(案)


質問項目ごとの再質問の想定です。この通りにならないことが多いですが、一応想定しているプランということでご理解を。



質問原稿(案)


 議長の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問をはじめます。今日は、当別町のこども施策について、障がい児の通学支援について、当別高校についての3点について町長に伺います。


効果的で魅力ある子育て支援を実現する当別町のこども施策

 はじめに、効果的で魅力ある子育て支援を実現する当別町のこども施策についてです。


今年3月の町政執行方針で後藤町長は、少子化対策に注力する必要性を指摘したうえで、「秋までには政府全体の子ども施策の基本方針となる「こども大綱」が閣議決定される見込みであり、本町としても、町の特性を踏まえ、少子化対策の中でも特に効果が見込まれる分野・真に必要な対策に狙いを定めた検討を進めて」いくとの方針を示されました。また、今年6月定例会では佐々木議員の一般質問に対して、「現在国において、子ども未来戦略方針に基づく具体的な支援策の検討が進められておりますので、これらを注視しつつ、限られた財源の中でより効果的で魅力ある子育て支援策を見極め実施して」いきたいとの町長答弁がありました。


 一方で、こども家庭審議会など国の検討は現在も続き、当初秋までと見込まれていたこども大綱の閣議決定も、今年8月10日に開催された第6回こども家庭審議会基本政策部会において、12月にずれ込む予定が示されました。当別町にとって、とうべつ学園の開校、新築住宅支援、新規医療機関の開設、太美地区への大手ドラッグストアの開店など、これまでの施策の成果が形になりつつあり、絶好の好機であるこのタイミングに、国の動向によって、当別町の機動的な政策判断に遅れが生じる懸念が生じています。


 そのような状況下でも、当別町においては、国の動向を見極めつつも、時機を失することなく、真に魅力ある子育て支援策を含むこども施策を実施するべく準備を積み重ねて来ていると承知をしています。そこで、こども施策の検討状況と今後の予定について3点お尋ねいたします。

 

(1) こども基本法第2条に定める「こども施策」は、「こどもに関する施策」と「一体的に講ずべき施策」からなり、こどもの健やかな成長に対する支援等を主たる目的とする施策に加え、教育施策、雇用施策、医療施策など幅広い施策が含まれることとされている。そこで、効果的で魅力ある子育て支援を実現する当別町のこども施策の検討状況を伺う。

(2) 当別町はこれまで国の検討状況を注視してきたところだが、どのような懸念をもって何を注視してきたのか、具体的に伺う。

(3) 令和6年度には、効果的で魅力ある子育て支援を実現する具体的な事業が行われることになるのか、今後の検討スケジュールを含め伺う。



町外へ通学する障がい児の通学支援

 次に、町外へ通学する障がい児の通学支援についてお尋ねいたします。この件については、これまで議会でも繰り返し議論があったほか、令和3年11月には当事者である保護者の方々から当別町長あてに「通学時の福祉サービス適用に関する要望書」が提出されるなど、重要な課題であると考えています。


 2021年12月議会では、五十嵐議員の一般質問に対して、「冬期間の送迎に関して保護者の負担軽減につながるような方策を講じることは、当別の地域性からいっても大変重要な課題と認識をいたしております。その支援方法として、移動支援の拡充や送迎バスの運行などが考えられますことから、まずは教育委員会とも連携を図りながら調査研究をしてまいりたい」との町長答弁がありました。そして、今年9月に五十嵐議員が再び一般質問をされた際には、送迎バスの運行は現実的に難しいとした上で、「町として支援できる事項としては移動支援の拡充ということになりますが、町外通学者に限定すること、一部自己負担の設定をすること、冬期間の一定期間を設定することなど費用や支援の条件について引き続き検討していきたい」との町長答弁でした。


 現在の方向性としては、特別豪雪地帯という当別町の地域特性も踏まえて、まずは冬場の通学支援について、地域生活支援事業の移動支援事業を拡充する方向で検討が進められていると理解しております。しかし、残念ながら現時点ではまだ実現にいたっていません。


 そこで、2点お尋ねいたします。


(1)障がい児の通学支援について、2022年9月定例会以降の検討状況と現時点で実現に至っていない理由を伺う。

(2)障がい児の通学支援は、その性格上きわめて重要度が高いものであり、速やかに実施することが必要と考えるが、町長の所見を伺う。



当別町の地域振興における当別高校の位置づけ

最後に、当別町の地域振興における当別高校の位置づけについてお尋ねいたします。

今年6月に北海道委教育委員会が公表した令和6年度から令和8年度までの「公立高等学校配置計画案」によれば、石狩学区では、令和9年度から12年度までの4年間で公立高校への進学を希望する中学校卒業者が8~9クラス分減少することが見込まれています。これにともない、欠員が40名以上生じている学校について、定員を含む学科構成のあり方について検討が必要とされています。

 当別高校は、町内中学生の進学先としてだけでなく、地域振興をはじめ多様な役割を果たしていて、当別町にとって不可欠な存在です。しかし令和5年度現在、当別高校の欠員は3学科あわせて71名であることから今後当別高校の在り方についての検討が行われることが想定されます。


 そこで、町長にお尋ねいたします。当別高校は当別町の地域振興に不可欠の存在であると考えますが、町長の所見を伺います。


以上、1回目の質問を終わります。



 

参考資料


効果的で魅力ある子育て支援を実現する当別町のこども施策



町外へ通学する障がい児の通学支援




当別高校について



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