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執筆者の写真佐藤たつ

一般質問[当別町議会3月定例会]

更新日:2023年3月22日



一般質問の準備。今回はスプレッドシートで、質問の目的・目標や質問項目を整理しています。まとまり次第、いつもの構成表と読み原稿をつくります。


議会中継


質問~答弁まで


再質問以降


 

一般質問の書き起こし(粗々)


阿蘇公園の改修工事と予算編成過程の公開

【1】阿蘇公園の修景施設改修については、限られた財源の中で事業の優先順位をつけての判断ではあると推察しますが、予算計上に至らなかった理由を改めて具体的にご説明ください。

​阿蘇公園の改修が予算計上に至らなかった理由については、同事業について昨年3月議会で佐藤議員からの一般質問に対して、地域のメインとなる公園であり前向きに検討してまいりたいという趣旨の答弁をさせていただいており、その考えにつきましては今も全く変わってはおりません。しかしながら、財政状況が大変厳しい中で、町全体の施策の優先度、事業規模などを私が総合的な判断をし、やむを得ず令和5年度の予算化を見送ったものであります。


具体的に申し上げますと、令和5年度予算編成は、昨年12月の段階において、担当部局からの要求のあった全事業とそれに見合う歳入が、実に9億7千万円あまり乖離しておりまして、歳入を増やす努力と歳出を削る努力を同時にしなければ、予算が編成できない状況でありました。その後、担当の部課長査定を経まして、最終的に私が連日職員と議論を尽くし様々な検討を加え、必要な事業の中からさらに優先すべき事業を選別をし、新年度予算を編成したものであります。今回のご質問は阿蘇公園に関するものでありますが、本件だけではなく財源に余裕があれば実施したい事業は枚挙にいとまがなく、限られた財源の中で取捨選択を行わざるを得ない状況を私自身も大変心苦しく思っております。


なお、申し上げるまでもなく予算要求にあたって各担当部局では、既存事業については、常に効果を検証し必要な事業費用を計上しておりますし、新規事業についても、これまでの議会などでの各議員からのご提案いただいた事業はもとより、町民や各種団体など町内からの要望など様々な声を反映できるよう十分に検討を重ね、予算要求を行ってきております。またその分野は、農業、商工業、建設業、子育て、教育、福祉、環境など多岐に渡りまして、町の施策の優先順位をつくること自体が非常に困難な中で、町長である私が判断をしたものであります

​【1】町政に対する町民の信頼と理解を深め公正でひらかれた町政を推進するために、予算編成方針、部局からの予算要求、財政査定など予算編成過程について、町政の円滑な実施を著しく困難にすることがない範囲で公開してはどうでしょうか。

​町の進む方向につきましては、当別町まちひとしごと創生総合戦略において掲げておりまして、このプランに沿った施策を予算計上し実施をしてきております。その事業の選択や仕方につきましては、先ほど申し上げましたとおり、町長である私が総合的に判断をし決定をしておりますし、これらの過程を公開することは、次年度以降の予算編成にあらぬ期待ですとか、あるいは落胆を抱かせかねませんので、公表する考えはございません

【2】​町の財政状況全体を町民にご理解いただくという範囲内の中で、なおかつ来年度以降の事業にも影響を与えないように十分配慮しながら、予算要求、各部課長の査定、財政査定等で、どういうボリューム感になってきているのかについての情報提供は、可能ではないか。

​積極的な情報公開の必要性につきましては、私も十分に理解しておりますが、全てを公開するということだけがより良いまちづくりにつながるのかというふうなことを考えますと、若干疑問符を持っております。


先ほどもお答えをいたしましたけれども、令和2年に町民と行政の共通の指針として第6次総合計画と当別町まちひとしごと創生総合戦略を策定をし、現在町ではこれに基づき政策を進めております。そのプランに沿った個々の事業についての実施時期、事業規模、優先度などにつきましては、各年度に実施する事業全体を見た上で総合的に判断をする必要があり、その町政運営の判断を町民から付託されたものと、私は認識をしております。その判断において作成した予算につきましては、町民を代表する議員の皆さんに内容をご確認をいただき、ご審議いただいているものというふうに感じております。この一連の手続きが、町ではしっかりと機能していると確信をしております。今後におきましても、私は、町民の皆様から寄託いただきました責務に努めてまいりたい、というふうに思いますし、議員の皆さんのご協力もいただければというふうに思っております。


引き続き、町政運営に対してのご協力を、よろしくお願いいたしたいというふうに思いますし、来年度予算はこれから決めていただきますけれども、それが決めればいいというものではなくて、より効果的にどう実践していくかということが、私は大事だというふうに思っております。幸いにも、デジタル田園都市の4つの事業につきましては、交付決定の内示をいただきました。そういった点では、一歩前進をしたかなと思っていますし、そういったことを念頭に、国の財源や補助をいかに活用して、町を良くしていくかということを、職員自らがいろいろと考えて予算化をしていただいていると思っております。そのことを皆さんが理解していただいて、議決をいただいているというふうにも思っておりますので、今後ともご協力のほどお願いして答弁といたします。


ふくろう図書館の移転に伴う事務と町民参画

【1】ふくろう図書館の移転に向けて行う事務とそのスケジュールを具体的にお知らせください。

​図書館移転に対して行う事務とスケジュール等ついては、先日の会派緑風会島田議員の代表質問に対する町長からの答弁もありましたように、移転については令和6年度以降になりますので、具体的な設計予定等については事業の進捗状況に合わせて今後お示しをしてまいります。

【2】令和5年度に適切な配置についての設計等を行い、実際の工事が行われるのは令和6年度以降になるということで間違いないのか。

​現在のところ、図書館の検討は夏頃までにと聞いております。その中では、民間ベースのこの図書館のフレームの中に入るか、それから先の秋口までだいたいかけて、その中でどのような配置ができていくか、図書館像検討委員会の形を我々も承知してます。その中のものがどれだけ取り入れていっているのか、そのフレームの中での配置等を勉強していきたいと考えている。

【3】​町民の方からお話を聞くなどの仕掛けを、新年度早々に行っていく必要が出てくると思うが、そういう理解で間違いないでしょうか。

そのようなご理解でよろしいかという風に思います。いずれにしましても、民間が進めることの部分が大枠でございますので、その中で最大限にいろいろなことが叶いますように、教育委員会といたしましても、ご意見を聞く機会を細かく作っていきたい

【1】​当別町図書館基本構想には、3つの条件と5つの大枠、さらにあとがきでバックヤードの重要性が言及されています。これらは、今回の移転においてどこまで反映されるのでしょうか。

この事業は、これまでに町で議論が進められてきた、新たな図書館の建設とは異なるものでありますが、当別町図書館基本構想についても参酌しながら、可能な範囲で反映されるよう努めたいと考えております。

【1】移転後の新しい図書館の施設配置等の設計はどのように進める計画でしょうか。新しい図書館の設計にあたっては、なるべく早い段階から町民が参加できるワークショップなどを開催する必要があると考えますがいかがでしょうか

図書館に町民の思いが反映されることは当然のことでありますので、図書館を利用される方々をはじめ様々なお声をお伺いすることが必要であると考えています。

【2】お話を伺う方によって、日時の設定や場所の設定も工夫をしていく必要があるか思う。十分に配慮をしながら、様々なバックボーンをお持ちの方のお話を伺いつつ、町民参加で進めていくということが必要になってくるか思うがどうか。

いろいろな方法を考えなければならないというふうに思っております。例えば、すでに社会教育が主催するいろいろな事業の中で、そこに参加していただいている場面でお話を聞くということも可能かと思います。インターネットを活用した意見の収集というのもあると思います。また、町としては、今回の図書館の移転は、町の賑わいを創出するための重要な施策の一つにも考えておりますので、そういう部分では、大学生の意見も非常に大きいと思っておりますので、その辺も含めて方法論を考えてまいりたい。

【1】​図書館の移転にあわせて、図書館協議会を設けてはどうか。

図書館協議会ですが、従来から社会教育委員会においてその役割を担っていただいていることから、新たな設置は考えておりません.

【2】​図書館協議会を未来永劫置かないということではなく,状況を見ながら適宜判断をしていきたい、というのが過去の教育長答弁だが、今後どういう状況が発生をした時に図書館協議会が設置されることになるのかと考えればいいのか。

​現段階では、その状況について、これですという明確なお答えをする状況にはないというふうに思っている。まずは、社会教育委員会が、いろいろなお立場の中から社会教育について広く見識を持っておられる方々がお集まりですので、まずその方々のご意見を聞いていきたい。

【1】図書館移転にあたって、図書館基本構想にも言及されている通り、司書の専門性を活かした関与が重要であると考えますが、どのような計画があるのでしょうか。

図書館における司書の専門性は非常に重要と認識をしております。現在図書館で勤務する職員の司書有資格者が主体的に関わりながら、取り進めてまいります。町民の読書活動が一層推進されますよう、町長部局とも連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。


西当別地区の小中学校の今後

​西当別地区の義務教育学校化に向けたスケジュールは具体的に検討されているのでしょうか。

  1. 西当別中学校の築年数と、旧当別中学校の築年数との差の約10年を目安として、とうべつ学園が開校した今年から概ね10年以内に対応をとると考えてよいのでしょうか。

​今のところ具体的なスケジュールは決まっておりません。また、西当別地区の各校舎は、旧当別中学校とは異なる耐震基準の建物であることや、耐震補強不要といった診断結果もあり、建物の構造や今までのメンテナンス履歴から、単純に建築年だけでは比較できないと考えております。ただ、学習環境の改善や経年劣化による定期的な改修が必要なことから、二重投資にならないよう検討しなければなりません。


これらを踏まえ、西当別地区の学校については、現在の校舎を改修する中で分離型を継続することが望ましいのか、あるいは新校舎を建てる中で一体型にするのが望ましいのかといったことも含め、当別町公共施設等総合管理計画や今後の当別町公共施設のあり方、校舎の修繕計画などを踏まえて、西当別地区の学校に関するあり方を町長部局と検討してまいります。

【2】学校建築が決まってから動き出すのではなく、コミュニティスクールなども活用しながら、西当別の教育の在り方をどうするのか令和5年度から様々な場面で議論を仕掛けていき、合意形成を図っていくことが必要ではないか。

建物自体に緊急性がないということがありますので、10年間ということに縛られることなく、早いうちから議論を始めたいということは、先ほども申し上げたというふうに思っている。先日、教育行政執行方針の中でも申し上げましたとおり、今年度よりようやく西当別地区における分離型の一貫教育と本町地区における一体型の一貫教育が、新しいステージの中で始まったばかりとい思います。まずは、分離型と一体型のそれぞれの良さというのをしっかり見極めたい。そして、実際にどんな形で進めていくのもが最も良いのかということを議論をしていきたいというふうに考えている。

​【3】一体型と分離型双方を見比べながら、次の段階で西当別をどうしようかと考えるのではなくて、常に西当別のあり方をこれからどうしていくのかを考えながら、一体型分離型現状の比較をしつつ、いざタイミングとなった時に慌てないで速やかに動きが取れるように取り組めてほしい。

​これからの当別町の教育は、家庭と学校と地域が一体になって、さらにそこに行政がしっかり関わりながら、教育を進めていくという風に考えております。学校のそれぞれのあり方も含めて、常に教育がいろいろの方の中で、いろいろな場面において、協議されていくという方向性を作っていきたいというふうに考えてる。

​西当別地区の小中学校について、主に西当別地区の子育て世代を中心とする町民が参加できる、オープンな場を設けて検討と合意形成をすすめる必要があるのではないでしょうか。

​​町民参加による合意形成についてのご質問でありますが、平成29年9月議会の佐藤議員からの一般質問で答弁したとおり考え方は変わっておりません。地域の学校でもありますので、保護者、地域住民、教職員からの意見を広く取り入れていく必要があると考えております。

平成29年9月定例会での関連答弁

この部分、当日答弁を聞いていてぴんと来なかったので、議事録を調べてみました。おそらく89ページの部分をさしているのではないかと思います。後日教育委員会に確認します。

新しくできる学校の構想、それは基本構想という形で練っていきます。そのたたき台になるのは、もちろん私たちがリードして、実際学校を見るといいますか、経営する校長、教頭の知恵をかりて形づくっていきます。そういう中で、今度先生方の知恵も入りますし、町民の方々の意見も、パブリックコメントというような形になるのか、ちょっとわかりませんけれども、いろんな人たちの意見を聞いていきます。


 

代表質問を踏まえて

3月9日に行われた町政執行方針に対する代表質問で、私の一般質問に関連するものがありました。これらの答弁を踏まえて、一般質問の組み立てを一部変更します。


ふくろう図書館移転にむけたスケジュール

【町長答弁】これらの整備は民間施設の完成に合わせて実施することとなりますので、令和6年度からの事業開始となりますが、新年度については民間施設内への図書館の施設配置検討を行い都市構造再編集中支援事業の事業化に向けた準備を進めてまいります。


図書館基本構想がどこまで反映されるのか

【町長答弁】この事業については、図書館機能の移転により中心市街地の活性化につなげようとするもので、これまで教育委員会を中心として議論してきた、図書館新設のコンセプトとはそもそもが異なるものであり、ただ、図書館像検討委員会の答申内容は当別町が目指すべき図書館像が描かれているものであると認識しておりますので、この事業の中で対応できる部分は参酌してまいりますし、新たな町民からの要望についても、可能な部分は反映させてまいりたいと考えております。


図書館協議会

【町長答弁】図書館条例の改正および図書館協議会の検討等に関しては、従前より教育長から答弁してきたとおりであり、その方向性や考え方については何ら変わりはありません。


 

一般質問準備メモ


一般質問の打合せ配信


一般質問終了後の振り返り

3月定例会の一般質問ふりかえり【当別町議会議員佐藤たつと櫻井のりえのみらいクラブ[仮] vol.44】



準備段階

3月議会に向けて 一般質問など【当別町議会議員佐藤たつと櫻井のりえのみらいクラブ[仮] vol.38】


図書館移転・西当別地区の小中学校・児童館・1人1台端末の活用 3月定例会の一般質問整理2【当別町議会議員佐藤たつと櫻井のりえのみらいクラブ[仮] vol.39】


図書館移転・西当別地区の小中学校・児童館・1人1台端末の活用 3月定例会の一般質問整理3【当別町議会議員佐藤たつと櫻井のりえのみらいクラブ[仮] vol.40】


 

一般質問原稿(ver.4)※ここが最新版

3月9日の代表質問を踏まえた変更版です。


 議長の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問をいたします。今回は、阿蘇公園の改修工事と予算編成過程の公開、ふくろう図書館の移転に伴う事務と町民参画、西当別地区の小中学校の今後の3点についてお尋ねいたします。


阿蘇公園の改修工事と予算編成過程の公開


 はじめに、公園施設長寿命化計画に基づく阿蘇公園の池などの改修についてです。改修工事の予算は、令和3年度、令和4年度に続き、令和5年度当初予算にも計上されていません。この件については昨年3月定例会の一般質問でも同じ質問をいたしました。その際には、「遊具をはじめとする公園整備は、町民生活を豊かにする上で必要なものであること」に言及いただいた上で、「特に阿蘇公園は地域のメインとなる公園でもあ」ることから、令和5年度の実施に向けて取り進めていかれるとの答弁でありました。

 前回もご答弁いただいてる通り、限られた財源の中で事業の優先順位をつけてのやむを得ない判断ではあると推察します。学校の合同部活動に伴う、移動の交通費補助や、AIドリルの導入など、子どもたちの学ぶ環境改善のための予算を新規に盛り込むなど、当別町の課題解決のためにぎりぎりの予算編成をされていることは充分理解しますが、議会に提出される完成された形の予算案からはなかなかその苦労を読み取ることができません。町の諸活動を町民に説明することで、町政に対する町民の信頼と理解を深め、公正でひらかれた町政を推進するという情報公開条例の趣旨も踏まえ、予算編成についてより積極的な情報公開が必要ではないでしょうか。


 そこで、2点お尋ねいたします。


  1. 阿蘇公園の修景施設改修については、限られた財源の中で事業の優先順位をつけての判断ではあると推察しますが、予算計上に至らなかった理由を改めて具体的にご説明ください。

  2. 町政に対する町民の信頼と理解を深め公正でひらかれた町政を推進するために、予算編成方針、部局からの予算要求、財政査定など予算編成過程について、町政の円滑な実施を著しく困難にすることがない範囲で公開してはどうでしょうか。


ふくろう図書館の移転に伴う事務と町民参画


 次にふくろう図書館についてお尋ねします。

 当初役場新庁舎への複合化が検討されていた図書館については、検討委員会での議論を踏まえ、役場新庁舎への複合化は取りやめとなり、民間事業者が当別駅南口に新築するビル内にふくろう図書館を移転する方針が、昨年12月の議員協議会で示されました。

 先日の町政執行方針に対する会派緑風会島田議員の代表質問に対する答弁では、ふくろう図書館の移転は民間施設の完成に合わせて実施するため、令和6年度から整備事業がはじまる予定であり、新年度については民間施設内への図書館の施設配置検討を行う、というスケジュールの概要が示されました。また、新年度予算には事業推進課が所管する関連予算も計上されています。

 図書館のあり方については、2015年に答申を得た当別町図書館基本構想があります。今回は、図書館の新設ではなく、あくまでもふくろう図書館の移転であり、民間ビルを活用することから設備面での制約もあるものと考えられますが、この基本構想が1つの基準となります。

 この点については先日の代表質問に対する答弁で、「図書館像検討委員会の答申内容は当別町が目指すべき図書館像が描かれているものである」との認識のもと、「対応できる部分は参酌し」「新たな町民からの要望についても、可能な部分は反映させて」いきたいとの方針が示されました。

 また、図書館協議会については、令和3年9月定例会の一般質問に対して、「状況に応じて必要なものはつくっていかなければいけない」ので、「状況を見ながら、適宜判断して」いくとの教育長答弁があり、先日の代表質問に対して町長からも「方向性や考え方については何ら変わりは(ない)」と現時点で変化がないことが表明されました。


 以上を踏まえて、6点お尋ねいたします。

  1. ふくろう図書館の移転に向けて行う事務とそのスケジュールを具体的にお知らせください。

  2. 当別町図書館基本構想には、3つの条件と5つの大枠、さらにあとがきでバックヤードの重要性が言及されています。これらは、今回の移転においてどこまで反映されるのでしょうか。

  3. 移転後の新しい図書館の施設配置等の設計はどのように進める計画でしょうか。

  4. 新しい図書館の設計にあたっては、なるべく早い段階から町民が参加できるワークショップなどを開催する必要があると考えますがいかがでしょうか。

  5. 図書館の移転にあわせて、図書館協議会を設けてはどうか。

  6. 図書館移転にあたって、図書館基本構想にも言及されている通り、司書の専門性を活かした関与が重要であると考えるが、どのような計画があるのか。


西当別地区の小中学校の今後


 本町地区の小中学校は、今年度とうべつ学園が開校し一体型義務教育学校として新たなスタートを切りました。一方西当別地区では、西当別小学校校舎が1982年建築で築41年、西当別中学校は1980年建築で築43年を迎えます。これまでに、チップボイラの設置、屋根改修、トイレの様式化など一定の改修は行われていますが、校舎の老朽化は確実に進んでいます。とうべつ学園の新築は、1969年に建設され老朽化が著しかった旧当別中学校校舎を最優先で対処するということで進められました。

 西当別地区の学校については、昨年9月の会派緑風会秋葉議員の代表質問に対して、義務教育学校を建設するという考えであることを前提に、「当別町全体のまちづくりや西当別地区の開発の動向を注視した上で、今後の人口の推移等を見極めながら判断しなければならない」との町長答弁がありました。

 西当別中学校は、旧当別中学校校舎と比べて11年新しい建物ですが、学校の建設にはその準備作業だけでも数年を要することを考えれば、西当別地区の学校をどうするのか、この議論を始める必要があると考えています。

 西当別地区の町民からは、なるべく早期に新しい校舎の建設を望む声のほか、児童生徒数や部活動などを踏まえればとうべつ学園への統合が望ましいのではないか、といった意見も伺っています。西当別地区の学校のあり方は、当別町全体のまちづくりのテーマであると同時に、西当別で子育てをされる町民の方々がどのような教育環境を望まれるのか、という問題でもあります。そして、その選択肢は、新築や増改築による一体型義務教育学校化、既存の小学校中学校それぞれの校舎の大規模修繕による分離型の義務教育学校化、とうべつ学園への統合などが考えられます。

 児童生徒が多様な人間関係を形成するために、町内に2つの学校、それぞれの学校に2クラスの維持が必要であると考えていますが、今後の検討に当たっては、義務教育学校化を基本路線としつつも、西当別地区の町民の意向を反映して検討をすすめることが重要です。


 そこで、3点お尋ねいたします。

  1. 西当別地区の義務教育学校化に向けたスケジュールは具体的に検討されているのか。

  2. 西当別中学校の築年数と、旧当別中学校の築年数との差の約10年を目安として、とうべつ学園が開校した今年から概ね10年以内に対応をとると考えてよいのか。

  3. 西当別地区の小中学校について、主に西当別地区の子育て世代を中心とする町民が参加できる、オープンな場を設けて検討と合意形成をすすめる必要があるのではないか。

 以上、1回目の質問といたします。 



 

構成表案(Ver.5)

3月9日の代表質問をうけての微調整です。


阿蘇公園の改修工事と予算編成過程の公開


ふくろう図書館の移転に伴う事務と町民参画



西当別地区の小中学校の今後




 

一般質問原稿(ver.3)


ver3。まだ確定ではありませんが、概ねこんな方向で考えています。



 議長の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問をいたします。今回は、西当別地区の小中学校、阿蘇公園の改修、ふくろう図書館移転の3点についてお尋ねいたします。


阿蘇公園の修景施設改修


 次に、公園施設長寿命化計画に基づく阿蘇公園の池などの改修についてです。改修工事の予算が、令和3年度、令和4年度に続き、令和5年度当初予算にも計上されていません。この件については昨年3月定例会一般質問でも同じ質問をいたしました。その際には、「遊具をはじめとする公園整備は、町民生活を豊かにする上で必要なものであること」に言及いただいた上で、「特に阿蘇公園は地域のメインとなる公園でもあ」ることから、令和5年度の実施に向けて取り進めていかれるとの答弁でありました。

 前回もご答弁いただいてる通り、限られた財源の中で事業の優先順位をつけてのやむを得ない判断ではあると推察します。学校の合同部活動に伴う、移動の交通費補助や、AIドリルの導入など、子どもたちの学ぶ環境改善のための予算を新規に盛り込むなど、当別町の様々な課題解決のためにぎりぎりの予算編成をされているのであろうと理解ばしますが、議会に提出された予算案からはなかなかその苦労を読み取ることができません。町の諸活動を町民に説明することで、町政に対する町民の信頼と理解を深め、公正でひらかれた町政を推進するという情報公開条例の趣旨も踏まえ、予算編成についてより積極的な情報公開が必要ではないでしょうか。


 そこで、2点お尋ねいたします。


  1. 阿蘇公園の修景施設改修については、限られた財源の中で事業の優先順位をつけての判断ではあると推察しますが、その理由を改めて具体的にご説明ください。

  2. 予算編成方針、部局からの予算要求、財政査定など予算編成過程について、開示することで町政の円滑な実施を著しく困難にすることがない範囲で公開してはどうか。


ふくろう図書館の移転


 当初役場新庁舎への複合化が検討されていた図書館については、検討委員会での議論を踏まえ、役場新庁舎への複合化は取りやめとなり、民間事業者が当別駅南口に新築するビル内にふくろう図書館を移転する方針が、昨年12月の議員協議会で示されました。また、令和5年度予算には事業推進課が所管する関連予算も計上されています。

 当別町では、2015年に答申を得た当別町図書館基本構想があります。今回は、図書館の新設ではなく、あくまでもふくろう図書館の移転であり、民間ビルを活用することから設備面での制約もあるものと考えられますが、この基本構想が1つの基準となることは、昨年12月の議員協議会で副町長から答弁をいただいています。

 また、この基本構想では、準備段階から図書館長や専門性を有する司書の参画の重要性も指摘されています。


 そこで、6点お尋ねいたします。

  1. ふくろう図書館の移転に向けて行う作業とそのスケジュールを具体的にお知らせください。

  2. 当別町図書館基本構想には、3つの条件と5つの大枠、さらにあとがきでバックヤードの重要性が言及されています。これらは、今回の移転においてどこまで反映されるのか。

  3. 新しい図書館の設計はどのように進める計画か。

  4. 新しい図書館の設計にあたっては、なるべく早い段階から町民が参加できるワークショップなどを開催する必要があるのではないか。

  5. 図書館の移転にあわせて、図書館運営協議会を設けてはどうか。

  6. 図書館移転にあたって、司書の専門性を活かした関与が重要であると考えるが、どのような計画があるのか。


西当別地区の小中学校


 本町地区の小中学校は、今年度とうべつ学園が開校し一体型義務教育学校として新たなスタートを切りました。一方西当別地区では、西当別小学校校舎が1982年建築で築41年、西当別中学校は1980年建築で築43年を迎えます。これまでに、チップボイラの設置、屋根改修、トイレの様式化など一定の改修は行われていますが、校舎の老朽化は確実に進んでいます。とうべつ学園の新築は、1969年に建設され老朽化が著しかった旧当別中学校校舎を最優先で対処するということで進められました。

 西当別地区の学校については、昨年9月の会派緑風会秋葉議員の代表質問に対して、義務教育学校を建設するという考えであることを前提に、「当別町全体のまちづくりや西当別地区の開発の動向を注視した上で、今後の人口の推移等を見極めながら判断しなければならない」との町長答弁がありました。

 西当別中学校は、旧当別中学校校舎と比べて11年新しい建物ですが、学校の建設にはその準備作業だけでも数年を要することを考えれば、西当別地区の学校をどうするのか、この議論を始める必要があると考えています。

 西当別地区の町民からは、なるべく早期に新しい校舎の建設を望む声のほか、児童生徒数や部活動などを踏まえればとうべつ学園への統合が望ましいのではないか、といった意見も伺っています。西当別地区の学校のあり方は、当別町全体のまちづくりのテーマであると同時に、西当別で子育てをされる町民の方々がどのような教育環境を望まれるのか、という問題でもあります。そして、その選択肢は、新築や増改築による一体型義務教育学校化、既存の小学校中学校それぞれの校舎の大規模修繕による分離型の義務教育学校化、とうべつ学園への統合などが考えられます。

 児童生徒が多様な人間関係を形成するために、町内に2つの学校、それぞれの学校に2クラスの維持が必要であると考えていますが、今後の検討に当たっては、義務教育学校化を基本路線としつつも、西当別地区の町民の意向を反映して検討をすすめることが重要です。


 そこで、3点お尋ねいたします。

  1. 西当別地区の義務教育学校化に向けたスケジュールは検討されているのか。

  2. 西当別中学校の築年数と、旧当別中学校の築年数との差の約10年を目安として、とうべつ学園が開校した今年から概ね10年以内に対応をとると考えてよいのか。

  3. 西当別地区の小中学校について、主に西当別地区の子育て世代を中心とする町民が参加できる、オープンな場を設けて検討と合意形成をすすめる必要があるのではないか。


 以上、1回目の質問といたします。 


 

構成表案

ver.3


予算編成過程の公開の部分を、阿蘇公園遊具を入口とした質問に変更予定です。令和4年度予算に阿蘇公園の改修工事予算が盛り込まれず、昨年3月の一般質問で町長から「令和5年度事業実施に向けて取り進めてまいりたい」との答弁がありまし。が、令和5年度の予算にも盛り込まれませんでした。2年連続のスルーと。

ここを起点に予算編成過程の質問にしたいと考えています。




 

構成表案(ver.2)


まだ作成中なので、変わります。→→ver.3を↑に掲載しました。






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