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町で整備した光ファイバー網は今後民営化する。【2022年3月定例会の振り返り】


※予算審査の資料は「質問募集中!2022年度予算審査のための調査メモ」をご覧ください。


2022年3月9日の総務文教常任委員会と3月16日~18日の当別町予算審査特別委員会で行われた当別町の令和4(2023)年度の当初予算審査の内容をご紹介します。


町で整備した光ファイバー網は今後民営化する。

予算審査特別委員会(3月16日午前 1:53:43~)

該当する予算項目と金額

【歳入】

  • 光回線設備96万円(一般会計歳入/財産収入/財産運用収入/財産貸付収入)

【歳出】

  • 高度無線環境運用保守業務委託137万7000円(一般会計歳出/総務費/総務管理費/情報管理費/委託料)

  • 高度無線環境管路等使用料115万7000円(一般会計歳出/総務費/総務管理費/情報管理費/使用料及び賃借料)

質問のポイント

  1. 2022年度に国の補助事業を利用して町内の光ファイバー網整備を行った(高度無線環境)。

  2. 町は、管路使用料(光ケーブルを敷設する管)利用料と光ケーブルの保守費用を支払い、光回線の契約数に応じて通信事業者からの利用料収入を得る。

  3. 2022年予算は管路使用料115.7万円、運用保守費137.7万円。利用料収入は96万円。

  4. 他議員との質疑のなかで、光ファイバー網の民営化も検討しているとの説明があった。

  5. そこで、光ファイバー網は道路と同じ公共インフラとして町で維持するのか、可能であれば民営化するのか、基本的な考えを確認した。

町の回答

​(ICT推進課長)

  1. 光ファイバー網の民営化はこれから協議を行う。

  2. 民営化までの間は町で維持管理を行う。


補足

当別町としては光ファイバー網を民営化する方向で今後動いていくことが確認されました。議会後に調べたところ、総務省が「公設光ファイバケーブル及び関連設備の民間移行に関するガイドライン」を定めていました。今後はこのガイドラインに沿って民営化が進められていくものと考えられます。ガイドラインは下の関連情報にもリンクを記載しています。

このガイドラインには、「民間移行後は、原則として事業者の負担で設備の維持管理を行っていくことが望まれるが、仮にブロードバンドサービス等の料金収入だけでは設備の維持管理が困難であれば、運営に要する費用等の補填として、地方公共団体による負担金の支払が必要となる場合がある。」との記載があります。民営化したとしても、町が一定の負担をする可能性はあります。

関連情報

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