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令和8年度当初予算の概要(予算審査特別委員会から)

  • 執筆者の写真: 佐藤たつ
    佐藤たつ
  • 6 分前
  • 読了時間: 6分

令和8年度 当別町予算案のポイント: 私たちの暮らしはどう変わる? 令和8年度予算案から、教育・子育てと健康・暮らしの主要施策をまとめました。 町の未来に向けた投資の全体像を紹介します。  左側:教育・子育ての充実 中学校までの給食費を完全無償化 小学校に続き、中学校も町独自に無償化。食材高騰分も補填。  「こども誰でも通園制度」の開始 0歳6ヶ月〜3歳未満の未就園児が認定こども園を定期利用。  部活動の地域移行と通学支援の拡充 地域クラブ4種目程度に拡大、高校生通学費助成額引き上げ。  中央:主要な新規・重点事業の予算規模 新庁舎建設基金の積立: 3億円(一般財源)  ウイスキー蒸留所整備補助: 2,000万円(国補助金1,500万円含む)  右側:健康・暮らし・まちの活力 高齢者の外出を助成するタクシー券交付 免許返納者等の70歳以上、月上限3,000円分を交付。  雪堆積場の新設で除雪を効率化 運搬距離半減、将来的に年間約2,830万円の経費削減見込。  大学移転対策と新庁舎建設基金 将来を見据えた持続可能なまちづくりを推進します。

3月9日に行われた令和8年度当別町各会計予算審査特別委員会(午前・午後)で説明された令和8年度予算案の主な内容をご紹介します。各部局からの説明と質疑応答を、暮らしにかかわるテーマごとに再構成しました。


【教育・子育て】


切れ目のない子育てと教育支援 切れ目のない子育てと教育支援  乳幼児期(0〜3歳)  【新規】こども誰でも通園制度 保育所等に通っていない0歳6ヶ月〜満3歳が認定こども園を定期利用可能に(1,670万円)  【新規】子育て世帯訪問支援事業 家事・育児不安を抱える家庭を訪問しリスクを未然に防ぐ(74万円)  学童期(幼稚園・小学校)  認定こども園防犯対策 古い柵から不審者侵入を防ぐ高い外周柵へ更新(1,154万円)  青年期(中学校・高校)  中学校までの給食無償化 食材費高騰対策を含め、町独自で完全無償化(約2,700万円超)  高校生等通学交通費助成 1万円を超えた額を全額助成へと引き上げ(960万円)

中学校までの給食無償化


国が進める小学校の給食費無償化に合わせ、町独自で中学校の給食費も無償化します。また、食材費高騰に対し、保護者負担の軽減と質・量の維持を図るため材料費を補填します。


  • 事業費・財源

    • 賄材料費補填1,184万8,000円(国・地方創生臨時交付金)

    • 給食費無償化分の国・道補助金各1,387万1,000円。

  • 質疑応答

    • 国・道からの補助金(計約2,700万円超)はどこに入るのか?→歳出の「学校給食費・賄材料費」へ全額充当されます。


子育て世帯訪問支援事業(新規)


虐待リスクの高まりを未然に防ぐために、家事や子育てに不安を抱える家庭を訪問支援を開始します。


  • 事業費・財源

    • 委託料74万円(国・道の子ども子育て支援交付金等)。

  • 質疑応答

    • 対象者は?→町内のホームヘルプステーションへ委託し、家庭内での虐待等のリスクが高まる恐れのある家庭を支援します。


中学校部活動の地域移行(地域クラブへの展開)


前年度の実証事業から対象を拡大(2種目から6種目程度へ)。剣道・美術(書道)に加え、小学生対象のクラブも新設。クラブ専用車両や運営アプリを導入し体制を強化します。


  • 事業費・財源

    • 1,474万8,000円(道補助金770万6,000円など)。

  • 質疑応答

    • 想定の6クラブ以上に増える可能性は?→指導者募集会等で申し出があれば、都度検討していきます。


こども誰でも通園制度(新規)


令和8年4月より全国で制度化されることに伴い、保育所等に通っていない0歳6ヶ月〜満3歳の子どもが、町内認定こども園の空き定員を活用して定期的に利用できる制度を開始します。


  • 事業費・財源

    • 支援給付費1,670万1,000円

    • 国庫負担1,252万5,000円、道負担2,088,000円


その他の教育・子育て施策


  • 高校生等通学交通費助成

    • 960万円。助成率を「1万円を超えた額の全額」へ引き上げ(まちづくり基金充当)。

  • 岩出山生徒派遣事業(新規)

    • 73万円。子どもたちが姉妹都市(宮城県大崎市岩出山)で学習・交流する機会を作るため開始します。

  • 認定こども園防犯対策補助(新規)

    • 1,154万1,000円(国の施設整備交付金769万4,000円)。古い外周柵(高さ50cm程度)を、不審者侵入を防ぐ高さのものへ更新します。


【健康・福祉・高齢者・医療】


安心の健康・長寿社会へ 安心の健康・長寿社会へ  移動と自立の支援  施策: 高齢者外出支援タクシー料金助成(新規)  内容: 移動手段の確保が困難な70歳以上(免許返納者等)へ、70歳以上(免許返納者等)へ、通院や買い物を支援するタクシー券(月上限3,000円)を交付。  予算: 812万円  地域医療の維持  施策: 医療人材確保支援事業(新規)  内容: 医師不足のなか地域医療を維持するため、医療機関が人材紹介会社を利用するためが人材紹介会社を利用する際の手数料を町が補助。  予算: 570万円  予防医療とセーフティネット  施策: 健康推進と国保税見直し  内容: 健康マイレージ事業(がん検診等でエゾカポイント付与)、小児RSウイルス予防接種の新規追加(202万円)。令和12年度にSけ。令和12年度に向けた国保税の負担軽減措置。

高齢者外出支援タクシー料金助成(新規)


移動手段の確保が困難な70歳以上の高齢者(免許返納者・車がない等)がいる世帯へタクシー券(月上限3,000円)を交付し、通院や買い物を支援します(7月開始予定)。


  • 事業費

    • :補助金812万7,000円、事務費39万3,000円。

  • 質疑応答

    • 想定される対象人数は?→細かい数字が手元にないため、後日の本格審査で回答します。


医療人材確保支援事業(新規)


医師不足等により地域医療を維持するため、医療機関等が人材紹介会社を利用する際の手数料の一部を町が補助します。


  • 事業費

    • 570万3,000円。


その他の福祉・健康施策


  • 国民健康保険税の改定と「子ども分」の追加

    • 令和8年度から国の「子ども・子育て支援金制度」が始まり、医療保険から拠出するため国保税に「子ども分」が新設されました。また、令和12年度の全道統一保険料率に向け、急激な負担増に配慮しつつ税率を改定し、課税限度額の引き上げや軽減判定基準(範囲拡大)の見直しを行います。

  • 健康マイレージ事業

    • 40万円(前年度の健康増進寄附金を充当)。がん検診等への参加でエゾカポイントを付与。

  • 小児RSウイルス等予防接種

    • RSワクチンを新規計上(202万5,000円)。帯状疱疹ワクチンは前年比1,019万円増、コロナワクチンは1,277万円減。



【暮らし・インフラ・環境・デジタル】


快適でスマートな住環境の構築  デジタルインフラ  公式LINEとHPの連携機能(新規) 「セグメント配信」の導入。子育てや観光など、利用者が「欲しい」と選んだ情報だけをスマートフォンへ自動通知。  予算: 206万円  地域コミュニティと安全  町内会運営費補助金(新規) 現役世代が参加しやすいイベントを行う町内会へ上限5万円を補助(モデル20町内会)。  ヒグマ対策事業拡充 市街地への「緊急出動」に備えた防除隊報酬・保険・備品の強化(223万円)。  環境保全  ミックスペーパーリサイクル開始 ごみ減量化のため、これまで燃やせるごみだったシュレッダー屑やレシートを新たに資源回収へ。

新たな雪堆積場(茂平沢地区)の整備(新規)


現在の当別太の堆積場(運搬距離6km)から、市街地に近い茂平沢地区(同3km)へ新設。これにより排雪トラックの運搬距離が半減し、将来的には年間約2,830万円の事業費縮減が見込まれます。12月からの供用開始を目指します。


  • 事業費

    • 7,428万円(不動産鑑定51万、用地購入等1876万、測量設計2500万、造成工事3000万)。


ミックスペーパーリサイクルの開始


ごみの減量化・再資源化のため、これまで燃やせるごみだったシュレッダー屑やレシートを新たに資源回収します。契約更新に伴う人件費見直しと合わせ増額となっています。


町内会運営費補助金「地域コミュニティ活性化事業」(新規)


現役世代や若者が参加しやすいイベント、講演会、体験会などを実施する町内会へ、1町内会あたり上限5万円を補助します。まずはモデル事業として20町内会分を想定。


  • 事業費

    • 106万2,000円(※町内会補助金全体で1,000万2,000円)。

  • 質疑応答

    • 複数町内会で合同実施・一括請求できるか?→基本的には各町内会ごとに請求し、要綱に基づき講師料や保険料等も幅広く対象とする想定です。


公式LINEとホームページの連携機能導入(新規)


町のHPが更新された際に自動でLINEへ通知する仕組みを導入します。


  • 事業費・財源

    • 情報発信デジタル基盤構築業務委託206万8,000円(国の地域未来交付金103万4,000円充当)。

  • 質疑応答

    • 無料プランとの違いは?→「セグメント配信」が可能になり、子育てや観光など「利用者が欲しいと選んだ情報だけ」を配信できるようになります。


ヒグマ対策事業の拡充


従来の春期捕獲に加え、市街地等への「緊急出動」への備えとして、防除隊への報酬、損害賠償保険の加入、備品購入費を追加し増額しました。


  • 事業費・財源:223万7,000円(道補助金142万7,000円充当)-。



【まちの経済・インフラ整備】


お預かりした画像(スライド5枚目)の文字起こしです。  変化をチャンスに変える経済対策 戦略A:北海道医療大学移転への直接対策  人口定着 アパート・マンション引越応援事業(600万円) 民間賃貸への新規転入者(想定120人)へ町内共通商品券を進呈し、生活基盤確立を後押し。  商業活性 市街地空き店舗等活用促進事業(700万円) 空き店舗を活用した新規出店事業者へ上限350万円を補助。  戦略B:新たな地域産業の創出  拠点整備 ウイスキー蒸留所整備への補助(2,000万円) 旧弁華別小学校を活用した蒸留所プロジェクトの第2フェーズ(機械・付帯設備の導入)を強力に支援。

北海道医療大学移転対策・経済対策


  • アパート・マンション引越応援事業

    • 600万円。民間賃貸アパートへの転入者(120人想定)へ町内共通商品券を進呈-。

  • 市街地空き店舗等活用促進事業

    • 700万円。空き店舗を活用して新規出店する事業者へ補助(上限350万円×2件分を想定)。


ウイスキー蒸留所整備への補助(地域経済循環創造事業)

旧弁華別小学校を活用した蒸留所整備の2年目の補助であり、建物の本体工事を終えた後の「機械および付帯設備」の導入を支援します。


  • 事業費・財源

    • 2,000万円(国補助金1,500万円充当)


新庁舎建設に向けた基金の創設(新規)


将来の新庁舎建設および開庁時に発生する多様な費用に備え、新年度から3か年にわたり計画的に資金を積み立てるための基金を新設します。


  • 事業費

    • 3億円


説明された項目の一覧


【午前】


  • 総務部:議案第7号一般会計予算(総務部・出納室所管分)、議案第8号特別職の報酬等の改定に伴う関係条例整備、議案第9号地域集会施設に係る指定管理者の指定

  • 企画部:議案第7号一般会計予算(企画課、事業推進課、セールス戦略課、デジタル都市推進課所管分)、議案第10号新庁舎建設基金条例の制定

  • 教育委員会:議案第7号一般会計予算(学校教育課、社会教育課所管分)


【午後】


  • 住民環境部:議案第7号一般会計予算(住民課、環境生活課所管分)、議案第13号国民健康保険特別会計、議案第14号国民健康保険税条例の一部改正、議案第15号後期高齢者医療特別会計

  • 福祉部:議案第7号一般会計予算(保健福祉課、介護課、子ども未来課所管分)、議案第16号介護保険特別会計、議案第17号介護保険条例の一部改正、議案第18号介護サービス事業特別会計

  • 経済部:議案第7号一般会計予算(農務課、産業振興課、観光振興課、ゼロカーボン推進室所管分)、議案第11号青山農業センター設置条例の廃止、議案第12号地域間交流拠点施設に係る指定管理者の指定

  • 農業委員会:議案第7号一般会計予算(農業委員会事務局所管分)

  • 建設水道部:議案第7号一般会計予算(建設課所管分)、議案第19号水道事業会計、議案第20号下水道事業会計


 
 
 

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