当別町議会2026年3月定例会(初日)
- 佐藤たつ

- 3月4日
- 読了時間: 4分
2026年3月3日から令和8年第1回当別町議会定例会がはじまりました。初日の3月3日に行われた、町長の町政執行方針と教育長の教育行政執行方針の要点をご紹介します。
【町長の町政執行方針の概要】

産業力の強化・しごとの創生
医療大学移転対策:アパート・マンション引越し応援事業や空き店舗等活用促進事業を継続し、町内経済の維持・活性化を図る。
農林業・環境対策:スマート農業の推進やカキの輸出実証、森林資源を活用した商品開発を進める。また、再生可能エネルギー設備の導入支援や、ミックスペーパーのリサイクル(シュレッダー屑などの資源回収)を実施する。

人を呼び込むまちの再生・魅力の創生
インフラ・交通・定住:自動運転バスの実証結果を踏まえた課題解決や、民間賃貸住宅を活用した借上げ町営住宅の制度設計を進める。また、住宅購入支援金の継続や通学費助成率の引き上げを行う。
観光:過去最高を記録した観光客(189万人)を町内全域に周遊させるため、体験型コンテンツ(甲冑着付けや当別伊達御前)の提供やインバウンド向けSNS多言語化に取り組む。

未来を担う子供の育成・人の創生
子育て支援:国の制度に合わせた小学校給食費無償化に加え、町独自で中学校給食費の完全無償化を実施。
0歳6ヶ月から満3歳までを対象としたこども誰でも通園制度を4月から開始し、母子保健と児童福祉を統合した当別町こども家庭センターひらりを新たに設置。
住み続けたいまちの形成・まちの創生
新庁舎建設:旧公民館等周辺を候補地とする基本構想に基づき設計業務へ移行し、リース方式を軸に検討を進めるとともに、新庁舎建設基金の積立を開始。
生活・福祉:茂平沢地区への新たな雪堆積場整備による除排雪の効率化、Jアラートの新型受信機への更新、医療・介護人材の確保支援や、免許を持たない高齢者向けの外出支援タクシー助成を実施。

デジタル基盤の構築(DX)
業務への生成AI活用を進めるため、生成AIエバンジェリストを任命し、職員のデジタル関連資格取得を支援します。
町公式HPのAI検索機能拡充や、HP掲載情報を自動通知するLINE連携機能を導入します。
【教育長の教育行政執行方針の概要】

学習・生徒指導の充実
独自教科であるとうべつ未来学を通じた探究活動を推進。
不登校対策として教育支援センターやメタバースを活用し、ICTを用いた効果的ないじめ防止や支援体制の強化を図る。
地域とともにある学校・学校給食
令和9年度内の完全実施に向け、中学校の部活動の地域移行(地域スポーツクラブへの展開)を進める。
中学校給食費の無償化を実施するとともに、物価高騰に対する材料費の補填を行い、地元食材を活用したとべっこランチを継続する。
生涯学習・文化・スポーツ・歴史伝承
小中高大生タウンミーティングやキャンプ事業、北海道医療大学と連携した町民向け講座を実施する。
図書館にセルフ貸出対応のシステムを導入する。
札幌交響楽団の演奏会など文化芸術を推進するとともに、古文書解析講座や歴史資料集の編さんを通じて郷土愛を育む。
施設整備
西当別小・中学校のLED照明化や総合体育館の設備更新、伊達記念館の屋根改修を行うとともに、老朽化が進む教育施設全般の現状調査を実施する。
当別町の令和8年度予算案の概要
一般会計総額は1.7%増の142億円
一般会計予算: 141億5560万5000円(対前年度比で2億4201万6000円(1.7%)の増額)
国民健康保険特別会計予算: 21億8456万8000円
後期高齢者医療特別会計予算: 3億8234万1000円
介護保険特別会計予算: 18億306万3000円
介護サービス事業特別会計予算: 7155万1000円
水道事業会計予算
収益的収入6億2451万9000円・支出6億31万3000円
資本的収入1億8412万円・支出3億6813万7000円
下水道事業会計予算
収益的収入10億3105万1000円・支出10億373万3000円
資本的収入5億1812万6000円・支出8億2237万8000円
なお、予算編成にあたっての基本的な考え方や詳細な概要については、後日改めて説明される予定です。



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