top of page

令和8年度当別町各会計予算審査特別委員会(2日目)

  • 執筆者の写真: 佐藤たつ
    佐藤たつ
  • 3月18日
  • 読了時間: 7分

3月17日に行われた令和8年度当別町各会計予算審査特別委員会の様子をご紹介します。




給食、タブレット、部活動のゆくえ【子育て・教育】



Q.中学校給食が完全無償化!なぜ町独自で踏み切った?

A(学校教育課長):これまで国が動かないと難しいとしていましたが、小学生と中学生で分け隔てなく支援を行いたいという思いと、給食を安定的に供給したいという目的から、町長の方針により町独自での無償化を予算化しました。修学旅行など他の保護者負担が高額になっていることも重々承知しており、就学援助などの制度も含め、全体を加味して出した結論です。


Q.学校のタブレットやタッチペン、壊したり無くしたりしたら自己負担?

A(学校教育課長):紛失については、しっかり管理するよう伝えて渡しているため自己負担となります。破損についてはケースバイケースです。わざと壊した場合は自己負担をお願いしていますが、これまで何百件と破損があった中で9割以上は学校側で直しています。故意でない場合は、学習が止まらないように予備機を渡すなどの配慮をしています。


Q.部活動の地域移行で専用バスが登場!どんな車?

A(社会教育課長):10人乗りのワゴン車1台を想定しており、運営団体のNPO法人ふれ・スポ・とうべつが管理・運行します。令和8年度は6つのクラブの送迎等に活用する予定ですが、人数が多くて乗れない場合や、ふれあいバスのダイヤとの時間調整など、想定される様々な事態にどう対応できるか、1年かけて実証していきます。


Q.姉妹都市・岩出山へ中学生を派遣!その目的は?

A(学校教育課長):中学1年生・2年生を対象に4名を派遣する予定です。2泊3日の日程で、ふるさと教育の一環として、当別と岩出山の歴史や交流の由来などを現地で直接学ぶ機会とします。



総合体育館の利用と、施設料金の見直し、水道工事【公共施設・インフラ】



Q.総合体育館のホールで遊ぶだけでも子供は有料?

A(社会教育課長):現状、アリーナ以外のホール等だけの利用を想定した料金設定はしておらず、利用料(子供60円)をいただいている状況です。ただ、窓口で「子供を少し遊ばせたい」とお申し出いただければ、アリーナ横のプレイルームを無料でお貸ししています。ホール等で遊ぶことが他の利用者の迷惑になる場合はお声がけしますが、決して遊ばれては困るから料金を徴収しているわけではありません。窓口で用途を伝えていただければ、適切な場所をご案内します。


Q.コミセンなどの公共施設、使用料は見直されるの?

A(財政課長):令和7年度に基本方針を策定し、町内の使用料475件、手数料278件の合計753件すべての洗い出しを行いました。現在、人件費や維持費などの原価、利用面積・時間などを勘案し、新しい適正な料金を算出している最中です。明確な時期はお答えできませんが、なるべく早いうちに改定したいと考えています。


Q.今年の上下水道工事、なぜこんなに予算が増えた?

A(建設水道部参事):上水道については、水道メーターの取替(約570万円増)や配管の更新工事(約1,450万円増)に加え、新たに実施設計業務委託(約2,896万円)が入ったことなどが主な理由で、約5,700万円の増額となっています。下水道については、施設の寿命を延ばすストックマネジメント計画に基づく更新工事のピークが令和8年度に多く重なったため、約2億6,000万円の増額となっています。



町税の増収と、役場の人員体制【行財政・税金】


Q.令和8年度は町税が大幅増収の見込み!その理由は?

A(税務課長):前年より約6,400万円増加する見込みですが、主に3つの要因があります。①個人町民税は、近年の賃上げ傾向や事業所得の堅調な増加によるもの。②法人町民税は、町内の製造業の業績が堅調に推移しているため。③固定資産税は、新築家屋が増えたことや、企業の償却資産が増加したためです。


Q.人口減少&デジタル化の中で、役場の職員数や人件費はどうなる?

A(総務課長):人件費の増加は、物価高騰などの影響を受けた給与(ベースアップ)の上昇分が大きな割合を占めています。人口見合いで職員数を制限することはしていません。住民ニーズが多様化・高度化し、国からの新たな業務(DX対応など)も増える中、職員の残業を減らす働き方改革も進めなければならず、単純に人件費を削減するという念頭で予算を組んではおりません。



3月17日の質疑項目一覧


【教育費】

  • 学校給食費の無償化①: 国費・道費とその他財源の内訳、物価高騰対策事業(臨時交付金等)と無償化事業が重複・バッティングしないかについて(西村委員)

  • 教職員研修会講師謝礼: どのような研修会が行われたか、また教職員の参加率はどのくらいかについて(佐々木委員)

  • 学校給食費の無償化②(中学校分の独自実施): これまで「国が動かない限りできない」としていたものを今回町独自で踏み切った背景と、修学旅行など他の高額な保護者負担との兼ね合いについて(山崎委員)

  • 学校部活動地域展開推進業務委託(クラブ専用車両): 導入される車両の台数・車種、運行管理者や運行形態、部活動の拠点校方式でのふれあいバスのダイヤ調整問題の解決に繋がるかについて(桜井委員)

  • 教育施設改修計画策定事業: 対象施設の範囲(学校施設だけでなく社会教育施設も含むか)、専門家による現状把握調査の結果は公表されるかについて(山崎委員)

  • 岩出山生徒派遣事業: 対象学年と人数、派遣期間と目的、逆に岩出山から当別町への生徒受け入れはあるかについて(角田委員)

  • 社会教育施設修繕料(伊達記念館): キツツキによる穴の被害など、文化財建築物への深刻な被害に対する修繕は本予算内で対応可能かについて(桜井委員)

  • 義務教育教材費(タブレット端末・タッチペン): 破損や紛失時の対応(自己負担か学校負担か)、低学年における管理対策、故意・悪意を持って破損した場合の危機管理・賠償ルールについて(角田委員、桜井委員)

  • 総合体育館キュービクル改修事業: 予算の積算根拠と、可能な限りコストを抑えて実行してほしい旨の要望(稲村委員)

  • 当別町社会体育施設等指定管理料(総合体育館): 子供の利用料金(60円)に関する指定管理者(フレスポ)との協議の有無、施設予約システムの実績と個人利用可否、アリーナ以外のホール等で遊ぶだけでも料金を徴収される運用のあり方について(桜井委員)

【職員費】

  • 職員数と給与費: 人口減少が見込まれる中での今後の人員体制の考え方、過去最高となった人件費比率(14.25%)への見解、DX等による業務効率化と人件費削減の考え方について(山崎委員)

【歳入(一般会計)】

  • 町税: 前年度比で約6,400万円もの大幅な増収見込みとなった具体的な要因(個人町民税、法人町民税、固定資産税の状況)について(山崎委員)

  • 公共施設使用料(使用料及び手数料): コミセン等の使用料(子供有料・大人無料などの状況)の洗い出し状況、原価等を勘案した新しい適正料金の算出状況と改定時期について(山崎委員)

  • 総合体育館等の利用料: (※使用料改定に関連し)指定管理者との協議の必要性、ホール利用時の無料エリアの明確化とルール作りについて(桜井委員)

【公営企業会計(特別会計)】

  • 上水道設備費(水道事業会計): 前年度から大幅に増額(約1.8億円の予算)となった理由と内訳(メーター取替、管路更新、実施設計業務委託等)について(西村委員)

  • 下水道設備費(下水道事業会計): 管渠更新事業が前年度から大幅に増額(約3.6億円の予算)となった理由(ストックマネジメント計画に基づく更新のピーク)について(西村委員)


なお、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、介護サービス事業の各特別会計、および公債費、予備費については質疑なしで打ち切られました。

この日の審査をもって令和8年度の各会計予算の審査は全て終了し、委員長指名により4名(角田委員、五十嵐委員、秋葉委員、古谷委員)による起草委員会が設置され、審査報告書の取りまとめへと移行しました。


 
 
 

コメント


子どもにやさしいまちは、みんなにやさしい。

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube

© 2025 sato-tatsu.com

北海道石狩郡当別町

議会議員 佐藤 たつ

TEL 080-1882-0800

Mail call@sato-tatsu.com

bottom of page